介護保険で考える事
介護保険が進んでいる危ういが何とかバランスを取っている感じを写真で表現しています。
介護保険でこれから予想できるのは、2つ
1.自己負担の増大
2.支給サービスのカット
1.自己負担の増大
自己負担が増えるのは毎月約5000円ちょっと払っている介護保険では到底賄えきれないから。
具体的にどのくらい赤字なのかは下記のリンクをご覧ください。
自己負担の増大を止める手段は介護予防と言われています。介護予防サロンを開いたり、自治会でも専門職が介入して体操をしたり、地域で様々な取り組みをしています。
私もある老人会でお世話になり、2〜3ヶ月に1回お邪魔しています。
そこで出る課題があります。
80代前後の人は集まるけどそれ以下の世代はなかなか集まらない。
「仕事や孫の事で忙しいから」と言われてしまうそうです。
やはり、同じ世代で集まる会を世代ごとに作って行くのがいいのか。
それとも一緒の枠組みにしてたくさんの世代がコラボできる枠組みを作るのか。
ワクワクするのは全ての世代が色んなグループで長所を生かしてコラボ出来る後者です。
その為にはどうするのか。
もし自分だったらどんなものに積極的に参加するか。
普段は体験できないコトが体験できる。
具体例
田んぼを使ってお米を作る。(孫が小さい世代に向けて80前後の人が教える)
作ったお米を孫に送る。
重要なのはお米ではなく、お米を作った時間の共有。
お米を作っている様子をお米と一緒にビデオレターで送る。
この案で狙っているポイント
1.講師の方の介護予防
2.田んぼという地域資源の活用
3.お金を生み出す
4.孫が小さい世代との関わりを増やす
5.核家族化の距離をビデオレターで縮める
こんな事が田んぼだけでなくたくさんの事で出来たら、離れている家族でも会いに戻ろうかなとか、色んな世代が交わる温かい関係が増える。
老人会がコラボしてすると老人会と他の世代との関わりが増えて少しは集まる機会が増える。
2.支給サービスのカット
これは単純にたくさん介護保険を使う人が増えるから、今まで使えていたサービスをカットすることによって社会保障費を抑えようということ。
本当に必要としている人に届かないのは困る。あるサービスがあったから外出できていたのになくなって外出出来ない。なんのこっちゃ。
もしそんなことになったら自立を目指す為の介護保険が本末転倒。
だから、支給サービスカットは断固反対。現状のサービスを使用する目的を評価し必要な人に提供する方がリアル。
そんな事言っても現状が何も変わらないから、まずすることは介護予防という言葉の意味をとにかく広げること。
介護予防というとけっこう狭い考えになるけど、なんでも介護予防。たくさんの人がコラボして色んな世代が交わること自体が介護予防。
だからたくさんコラボさせよう、しよう。
自分も12月老人会に顔を出します。その時に、デコ巻き寿司という面白い事をしている同僚と繋げたいと思います。
何が始まるか楽しみです。
それでは!!
気負わず楽しく(自分への合言葉)
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