サロン等の集まりで、興味を引き出すテーマ提示

職員向けの研修や地域の皆さんに向けての講習会など、テーマを決めないといけない事が多々あります。

テーマを興味が湧くよう考えるのですが、後から考えると研修内容と合ってなかったり、テーマをみて何をするのか明確になっていない。


今回も、「場が変わり、人がいきいき動き出す 研修・ファシリテーションの技術」からヒントをえていきます。



テーマ名が悪い例

「新人社員研修」「管理職研修」
何の目的でどんな研修を実施するのか、皆目見当がつきません。
そうなると、参加者は当日、会場に来るまで何をやるのかわからず、「とりあえず、来てみた」という、モチベーションが極めて低い状態で参加することになります。(場が変わり、人がいきいき動き出す 研修・ファシリテーションの技術P143より)


確かに、このパターン今まで何度かありました。

私は、老人保健施設に勤めています。老人保健施設は在宅へ復帰させる役割がある施設です。

老人保健施設についての詳しいことは下に貼り付けておきます。

職員向け研修を実施した際のテーマが「在宅復帰勉強会」何じゃそりゃ…今考えるとこのテーマの付け方はゾッとします。


本当に申し訳ない。


そこでどう改善したらいいのか


テーマやタイトルを考える際に、一番に見当しなくてはならない鉄則があります。それはテーマやタイトルは、自分が伝えたいことではなく、相手に起こしてほしいアクションで考えること(場が変わり、人がいきいき動き出す 研修・ファシリテーションの技術P143より)


そこで先ほどのテーマを考え直すと

「タイムスケジュールの活用で在宅復帰へのハードルを下げる」

何となく改善したでしょうか。


ちなみに今行なっている職員向け研修は、スタッフの流動的な動きが仕事の効率や休みに繋がるんですよという内容です。

そのテーマがこちら

「スタッフの自由な行き来が仕事とプライベートの両立につながる」


ちゃんとテーマで相手に起こしてほしいアクションが伝わるでしょうか。

なかなか難しいです。


それでは!!

気負わず楽しく!!(自分への合言葉)



0コメント

  • 1000 / 1000

かずパパの思考言語化ノート

家族との時間を作る、少子高齢化による将来の漠然とした不安、そんな中でどこから行動すればいいいのか。日常の中から色んなヒントを元に少しずつ自分の考えを形にする為のメモノートみたいなものです。 気軽に、ゆるく、自分を追い込まず、楽しくやっていきます!